日時 2016年9月13日(火)13時30分~14時30分
内容 調査や試作など数回のワークショップを通して、地域の方と交流し、地域や雄勝石のことを学びながら、雄勝石を利活用した商品開発に取り組みます。
場所 宮城県石巻市雄勝小学校、「こども芸術の村」プロジェクト共同工房(仙台)、京都造形芸術大学
対象 石巻市立雄勝小学校5年生及び6年生(7名)
講師 松井利夫/陶芸家、京都造形芸術大学 教授 他
「こども芸術の村」プロジェクトと石巻市立雄勝小学校(校長:菅原美樹)、雄勝町波板地区会(会長:鈴木紀雄)は、雄勝小学校の5年生と6年生の7名のこども達(通称:OGATSU7)を対象に、雄勝町の特産品である雄勝石を使った新しい商品開発のためのワークショップを協同で実施します。
OGATSU7のこども達は、地域資源を利活用した商品開発を行う仮想の会社「こども芸術カンパニー」を立ち上げ、調査や試作など数回のワークショップを通して、地域の方と交流し、地域や雄勝石のことを学びながら、雄勝石を利活用した商品開発に取り組みます。
活動の成果は、2017年2月に雄勝小学校で開催される生活総合発表会にて報告される予定です。
◆実施内容◆
【その1:石巻・仙台・京都を結んでテレビ会議】
2016年4月から総合的学習の時間を利用して雄勝町を活性化させるための話し合いを重ねてきたOGATSU7のこども達。まずはOGATSU7のみんながどんなアイデアを持っているか、お話を聞くことになりました。
石巻にいるOGATSU7と、京都にいる松井村長、仙台の早川副村長・よろず係吉川を結ぶのは、インターネット回線を使用したテレビ電話サービス「スカイプ」です。3ヶ所をつないで、ネット上での初顔合わせとなりました。
【その2:OGATSU7のアイデア発表】
初めてのテレビ会議に緊張したり、恥ずかしがったりしながらも、こども達は興味津々。松井村長のユーモアあるやり取りで、少しずつ自由な雰囲気が出てきたようです。「雄勝石で何を作りたい?思いついたことは何でもいいんだよ。」との声に背中を押され、小さなものから大きなものまで、OGATSU7のみんなは、ワクワクするようなアイデアを出してくれました!
【その3:誰のために作りたいか】
松井村長からOGATSU7に出された宿題は、「誰のために作りたいか」を考えるということ。お家の人に何が欲しいか聞いてきて、と松井村長。もちろん、「自分のために作る」でもOKです。
【その4:次回のワークショップ】
雄勝石がどんな場所で採れるのか、雄勝硯はどうやってつくられるのかといったことを知らないというOGATSU7のこども達。そこで次回は、雄勝石の産地を訪問し、雄勝硯の職人さんから直接お話を伺い、石切り場を見学や石割体験などを行う現地調査となりました。
◆OGATSU7が考えた「雄勝石」でつくりたいもの◆
・キーホルダー
・マージャンパイ
・10冊くらいの本が入るサイズの本棚
・扇風機
・写真立て
・ハンコ(雄勝町に住んでいる人全員が持つようになるといい)
・石像
・コップ
◆ワークショップの流れ◆
13:30 スカイプ会議スタート
・松井村長ごあいさつ
・早川副村長とよろず係・吉川の自己紹介
・OGATSU7のみんなの自己紹介
・雄勝石を使って作りたいものはなんだ?!OGATSU7からの発表
14:30 スカイプ会議終了
今度は直接お会いしましょう!