日時 2018年9月14日(金)9時00分~12時20分
内容 「ほってぇ皿制作体験ワークショップ」をリレー形式でおこない、雄勝の魅力を伝え広めていくための3回目のワークショップ
場所 石巻市立雄勝小学校(宮城県石巻市雄勝大浜字小滝浜2番地2)
対象 雄勝小学校生徒
講師 亀山英児さん(陶芸家、三輪田窯 窯主)
2016年度から始まった石巻市立雄勝小学校との協働も今年度で3年目となりました。2017年度からは連携協定を締結し、芸術による人材育成や地域活性化等をおこなっています。過去2年間の活動では、5~6年生のこども達が仮想の会社「こども芸術カンパニー」を立ち上げ、地域資源を利活用した新商品「ほってぇ皿」の企画・調査から製造、販売までの「ものづくり」を専門家や地域の方々と共におこなってきました。今年度からは、様々な場所で色々な人達とリレー形式で「ほってぇ皿制作体験ワークショップ」をおこなう等、雄勝の魅力を広め伝える「まちづくり」へと活動の幅を広げていきます。
こども芸術カンパニー2018「OGATSU x」の第3回活動は、生徒の祖父母や地域の方々をゲストとしてお招きして授業をおこなう「祖父母参観交流会」の一環としておこなわれました。
最初に、今年度のほってぇ皿ワークショップが、色々な場所、色々な人をつなぐリレー方式で開催されている旨の説明が副村長からありました。自分が手掛けたお皿を知らない人が使用するということで、こどもも大人も一層目に真剣さが宿ります。
「成型」の工程では、こども達が全体を見渡して、手薄な部分を積極的にサポートする様子がみられました。ある生徒は、切り出された粘土の余分の回収を自発的におこない、それによって他の参加者が成型に集中することができました。今回、成型したお皿は、こども芸術の村5周年記念展覧会の一部として、11/25(日)にせんだいメディアテークで行われるワークショップで使用されます。
「施釉」の工程では、前回2018年7月9日(月)のワークショップで作られた素焼きが使われました。今回のワークショップで施釉されたほってぇ皿は、12月初旬に予定されている道の駅「上品の郷」での体験販売に向けて仕上げられます。ゲストの中には、昨年の祖父母参観交流会に参加された方もおり、「前回より、より楽しく作れた」という声が聞かれました。